スライサーの為のラケット!スノーワートビタス100R解説レビュー!

genjuneko

今回はスノーワート「ビタス100R」について解説レビューをしていきます。スノワートは1928年創業のベルギーブランドで、オシャレなデザインと現代技術を融合させたラケットラインを展開しています。その中でも「Vitas 100R」は、100平方インチの黄金スペックを活かしつつ操作性が良いモデルとして初級者のみならず中上級者でも使いやすいモデルになっています。

Vitas100Rスペック

スノーワートの特徴としては非常に柔らかく打感がマイルドで手首や肘に優しいラケットになっています。また手に伝わる振動も減少しています。

それでは、まずはスペックから見ていきましょう。

項目数値
フェイスサイズ100平方インチ
重量約300 g
バランス約315 mm(ややヘッドライト)
ストリングパターン16×19
硬さ(RA)約70

今回のスノーワート「ビタス100R」は黄金スペックなのですが、気になる点が2点あります。

  • 面の形状(5角形)
  • 黄金スペックには珍しいトップライトの設計

面の形状(5角形)の特性

面を5角形にすることで回転系のショットがより回転が掛かるようにできています。また一般プレーヤーの場合は手元に近い場所を捌くときにラケットが助けてくれるようにできている。

またスイートスポットは前作よりも上部になっており競技者層が求めている要望に応えている。点で捉えず線で捉えることができる為ミスショットに強いラケットになっています。

トップライト設計

黄金スペックには珍しいトップライト設計で取り回しの良さが印象。またフレームの厚さは24-26.5-25mmありラケット自体にパワーもあり、ストローク・ボレー・サーブどれもやりやすいラケットになっている。

ラケットの硬さを表す数値RAは70と黄金スペックとほぼ同様になっており、はじきが良くなっていて面の形状によりスピンも掛かるようにできている。

スノーワート公式サイト

スノーワート公式サイトにはスノーワート製品に関する詳しい情報があります。

スノーワート製品が気になる方は↓

ビタス100Rの特徴

■ 回転系のショット

100平方インチ×16×19パターン・フェイスの形状により広いスイートスポットかつスピン・スライス回転系のショットがかけやすくなっている。

■ 柔らかいフィーリング

振動の少なさやフィーリングのマイルドさはスノーワートのラケット伝統を引き継いだ柔らかい打球感です。

デザイン性

個人的にはデザインに関してはオシャレ度がとても高く感じています。テニスコートでほとんど被ることもないでしょう。 

使用感レビュー

  • ストローク:打つ時の振動はとても少なくマイルドに感じた。またスピンをかけた時にはグリグリとスピンがかかりやすく感じた。しかし、フラットドライブでガンガン打っていくプレーヤーには飛び過ぎてしまうかもしれません。
  • ボレー・ネットプレー:一般的な100インチの黄金モデルよりトップライト、またスイートスポットが上部の為ボレーは非常に打ちやすく感じた。
  • サーブ:ヘッドライト設計のため、振り抜きやすい。またスライスサーブのかかりがよく感じた

初心者(男性)にもオススメはできるが、色んな回転をかけて戦いたい中上級者にもおすすめの一本。オールラウンダーにもいいがネットプレーヤーにもおすすめ。 

まとめ(最後に)

今回はスノーワート「ビタス100R」について解説していきました。スノーワートは独自のフェイス面とマイルドな打球感が売りのラケットです。

ビタス100Rに関しては柔らかさもあり、スライスやスピンなどの回転系のショットに関しては特に抜きん出ているものがあるラケットです。

現在黄金スペックのラケットを探していて、ボレーやスライスを多用しているプレーヤーには試してみる価値のある一本だと思います。

この記事を読んで気になった方は、ぜひ一度試打をしてみてはいかがでしょうか?

ここまで見ていただきありがとうございました。

ABOUT ME
ゲンジュ
ゲンジュ
テニス関連ブロガー
30代福岡出身。テニスの最新情報を皆様にお届けすべく、日々奮闘中です。
趣味はテニスで、なんだかんだテニス歴は20年以上になります。そんな歴を活かしてテニスに関することを発信中です!テニスショップで働いていた事もありガット張りも自宅で行っています。
その他にも登山や投資もやっているのでぼちぼち呟いて行きます。
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